Lovelessのギター、ベースのリフィニッシュについて解説

リフィニッシュに関して、Lovelessでは3種類の塗料から選択していただきます。

①ラッカー
②ポリウレタン
③オイル

それぞれ良いところ、悪いところがありますので、どのような目的でリフィニッシュするかで選択していただければと思います。
また、ボディの傷の入り具合によって最終的な仕上がり具合も変わりますし、フィニッシュの選択が条件付きになる可能性もありますのでご相談ください。

↑これだけ分厚く塗りたくられたポリエステル塗膜を剥がして、薄く塗りなおしたら鳴りは良くなるし、重量も軽くなりますね。
作業しているとギターが一回り小さくなったように感じるくらい厚塗りの個体も存在します。

なぜそんなに厚塗りするのか?

明確な理由はあるのですが、、、、、興味のある方は工房へお越しくださればお教えします。

<ラッカーについて>
薄い塗膜で、経年変化も楽しめるのはラッカーです。
触り心地もポリウレタンよりサラッとしており、トップコートの透明度が低いので独特のヴィンテージっぽい仕上がりになります。
溶剤や経年変化には弱く、クラックや変色が起こりやすいです。
塗膜も薄いので物理的衝撃にもあまり強くありません。


<ポリウレタン>
ポリウレタンはラッカーより塗膜が固く耐衝撃性があります。
塗膜を薄く仕上げてあげれば、比較的「固く薄く」なりますので音質的にも良く鳴るように調整できます。
手触りはすこし湿ったような感じがあるので好き嫌いが分かれるかもしれません。
ウレタンでも経年変化でクラックが入りますが、割れ方がラッカーとは少し違います。

<オイルフィニッシュ>
触り心地がよく、塗装膜がほとんど無いのでダイレクトな音がでます。
ただ、塗膜がほぼ無いに等しいので物理的なダメージに弱く、湿度の影響は受けやすいです。
触り心地の良さから、ネックをオイルフィニッシュに変えるお客様は結構多いです。

リフィニッシュは楽器の印象をガラッと変える事ができる改造ですし、同時に音も変えられます(変わってしまいます)。
比較的高価な改造になりますが、世界に一本のセミオーダー的な楽器に仕上がりますので満足度が高い改造だと思います。

使う塗料、天気、によって納期は変わりますが、大体1ヶ月~3ヶ月くらい見て頂ければ大丈夫です。
疑問点があればお気軽にお問い合わせくださいね!

「形は気に入っているが、色はピンクバーストが良い」というお客様のご依頼で、ブルー系からピンクバーストへリフィニッシュ!
キュートなベースになりました。

次回は「塗料の選び方」について考えてみます。